まちゼミとは?

代表 松井洋一郎
全国一斉まちゼミ世話人/岡崎まちゼミの会

 得する街のゼミナール、略して〝まちゼミ〟とはお店の方が講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみなどを無料で受講者(お客様)にお伝えする少人数制(2~7人)のゼミです。 各個店内で実施する講座を通じて店主やスタッフとお客様のコミュミケーションの場から、信頼関係を築くことを目的とした事業です。

 『お客様』『お店』『地域』〝三方よし〟の人と人との対面によるコミュニケーション事業です。 美容・健康、飲食、物販、サービス、金融、と様々なお店が参加しており1時間~1時間30分程の時間で少人数制の取り組みであり、お客様の受講料は無料(材料費のみいただく店舗もあります)とし、事前予約の上まちゼミを実施します。お客様にとっては学びを多く得られ、人生が豊かになる知識、技術が身に付き、店舗にとっては新しいお客様との出会い、商業者同志の繋がり、経営革新にも繋がる取り組みです。 1ヵ月程度を開催期間にて同一コミュニケーションエリア20店舗以上で実施し、チラシ等の配布により受講者から予約をいただく仕組みです。

 まちゼミは、2003年1月に岡崎市で初めて開催されました。当時、岡崎市では大型チェーンや百貨店が次々に撤退し、商店街の人通りは激減していました。商店街も売上不振に悩む中、「なんとかしたい、街に賑わいを取り戻したい」との地元の商工会議所と商店主たちの強い思いから、まちゼミは誕生しました。

 最初はうまくいかないこともありましたが、PDCAを重ねノウハウを蓄積し、今では「岡崎まちゼミ」は市民から楽しみにされる街の名物になりました。まちゼミはその後全国に広がり、現在約415地域で開催されており、今も全国に拡大中です。

 商店街の活性化事業としてはじまったまちゼミですが、今では学校や図書館、地元団体、一般市民や子どもたちなど、開催する地域全体を巻き込むムーブメントに発展しています。

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